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代表的な陽樹で、種子に翼をもっており、遠方に飛散する。早い時期に散布された種子は、その年に発芽するが、遅く散布された種子は、休眠して翌年の春に発芽する。 |
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シラカンバ(標高600メートル以上)は樹齢10〜15年で繁殖を開始するが、寿命も短く80年ぐらいである。一方、ウダイカンバは樹齢40〜50年にならないと繁殖を開始しないが、寿命が長く、200年以上におよぶ個体もある。
ダケカンバはこの2種よりも標高の高い所(亜高山、1600メートル)に生育し、繁殖開始はシラカンバのように早く、寿命はウダイカンバのように長い。このような種特性で、人間や自然の攪乱の性質に対応した繁殖戦略を行っている。
樹木の葉の出し方(開葉様式)には、順次開葉型、一斉開葉および中間型に区分される。カンバ類のような陽樹は葉を順番に開葉していくタイプ(順次開葉型)である。
シラカンバは、開葉する葉にとって、春先の寒さ(晩霜害という)によるリスクがあるので、最初に開葉する葉は光合成能率の高い、栄養価の高い葉を展開させない。
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雌雄同種で、4〜5月に新葉とともに開花、種子は9〜10月に熟する。秋の黄葉は美しい。
種子の豊凶は2〜3年毎である。他のカンバと同様、光発芽の性質(本シリーズのヤシャブシ参照)がある。根は浅根性である。
一方、シラカンバよりも標高の高い(寒い)所に生育するダケカンバは、秋の早い寒(早霜害)によるリスクがあるので、夏に開葉する葉は光合成能率の高い葉を展開させない。
このように、同じカンバ類でも、生育する環境で、開葉する葉も違った性質を持ち、霜害(霜による害でなく、霜が降るような寒さによる被害)へのリスクを少なくする戦略を持っている。
シラカンバを上層木として、下層にエゾマツ、トドマツの2段林をつくる。一般にはミズナラ、アサダ、ハリギリ、ケヤマハンノキなどの広葉樹と混生する。
時々、シラカンバ林やダケカンバ林に、スギやカラマツがみられる。これらのスギやカラマツは,広葉樹林を伐採し、針葉樹を植栽したが、成林しなかったためである。その理由として、植栽地が植栽木の適地でなかったか、種々の事情で下刈り等の保育作業を放棄したため、陽樹のカンバ類が優占したためである。 <2004.12>
| シラカンバ | ||
| 種名: | Betula mandshurica NAKAI 英名はJapanease whie birch、別名シラカバ、カンバ。 | |
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| 分類: | カバノキ科カバノキ属 | |
| 分布: | 北海道、本州北部・中部。本州日本海側には非常に少ない。また、宮城県、山形県にもみられない。本州では、海抜700〜1600メートル、北海道では0〜700メートルに多い。 | |